読書好きは遺伝するのか?
「子どもが読書好きすぎて、自分の子どもの頃を見ているようだ」
と話す友人がいます。
彼女は、お子さんが読書好きになるための特別な何かをした覚えはないと言います。
私も子どものころ、相当な読書好きでした。
そんな私も子どもを持ち、子どもにも是非読書好きになってほしいと願っていて、
小さいころからずっと本を与え、読み聞かせをしてきました。
現在、長男が小学3年生、次男が小学1年生、文字が読めるようになって、
そろそろ自分で読んでほしいかなと思うのですが、なかなか独り立ちしていきません。
彼らの第一言語は英語なので、英語の本はたまに一人で読むようになりました(だいたいの場合、
私が、「本、読んだら?」と言えばですが...)。
頭の中の比重は完全に、「読書<ゲーム」で、読書好きと呼べるレベルには到底ありません。
日本語の本にいたっては、相変わらず「ママ、読んで~!」です。
「読んで~」って言われるうちは、まだいいのかなとは思いますが。
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↓今までの投稿で何点か子ども本の紹介をしています。
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ここで、どうして私が子どものころ、読書好きだったのか、考えてみました。
① 両親が、本はいくらでも買ってくれた。
ただし、漫画本はダメ。もちろん、漫画本への憧れは相当なもので、友達の家で
読みふけったりしましたが。
② 家にゲームはあったが、下手すぎて、いつまでたっても弟に勝つことができず、
ゲーム熱が生まれなかった。
③ 友人に読書好きが多かった。特に近所のお姉さんが読書好きで、
彼女に憧れて読書をした。
④ 父が読書好きで、父の好みの本をとことん与えられた。
もちろん面白いと思う本ばかりではなかったが、自分では選ばなかったであろう本に
触れることで、読書幅が広がり、より一層読書が楽しくなった。
※ただし、父は仕事で忙しかったため、読んでもらった記憶なし。
ちなみに母は本を全く読まない。
→よって読書したいなら、自分で読まざるを得なかった。
こう考えていくと、うちの家系の場合は、読書好きは遺伝ではなく、
環境因子が強かったということになりそうです。
しかし、我が子においては、読む環境を散々与えてきたつもりですが、
相変わらず読書好きになりそうな雰囲気はまるでなく、
読書環境をただただ与えればいいわけでもなさそうです。
このことについてはまた次回書いてみたいと思います。
(いつになるか分かりませんが!)